2020-4-25 未分類

原爆といえば、20世紀に生まれた大量破壊兵器。 核分裂反応を利用した兵器で、1つでも投下されれば、爆心地の死者は十数万人単位となります。 また、熱線や放射能による被害者も、数十万人以上となり、たとえ命が助かったとしても、被爆により苦しい闘病生活をしなければなりません。 そのため人類史上、最も残酷な兵器とも言われ、現在も核廃絶を望む人の声が絶えないのも、被害があまりにも惨いからです。 そういう恐ろしい兵器である原爆について、一般的には、第二次世界大戦中に、技術力の高かったアメリカが開発したものと認識しているのではないでしょうか。 しかし、このような認識は事実と違っている可能性があります。 というのも、実は「日本もまた、第二次世界大戦中に原爆の開発に成功していた」といわれていて、日本はもちろん、ロシア、アメリカ、朝鮮などに、その根拠となる史料が残っており、証言者も多数いるのです。 この「日本も原爆を開発していた」という話を踏まえて考えると、良くも悪くも、私たちは歴史認識を改める必要があるかも知れません。 なぜなら原爆開発は、一歩間違えば、日本が大量虐殺をしてしまっていたかも知れない、という可能性を意味することになりますから。 しかし、それと同時に、「最新兵器を開発しつつも実用しなかった」という技術力と高い倫理観は、国民の誇りにもなり得るでしょう。 今回は、そんな「第二次世界大戦中の日本の原爆開発成功説」について、 ご紹介していきたいと思います。

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